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2025.08.06 at 18:38 「 [PR]
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2022.08.18 at 23:28 Comment(0) 「 退魔の剣ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
こんばんは。ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(BotW)をクリアしました。
評判がめちゃくちゃ高いゲームを買うのは大きな安心と一抹の不安が入り混じった気持ちになりますね。
元々BotWを買うつもりはなかったんですが、次にプレイするゲームを探していたこともあり、周りのプレイ人口の多さにも後押しされて購入に至りました。


単刀直入に言うと、私はこのゲームに評判ほどの魅力を感じることはできませんでした。
世間であれだけ評判が良く、私がそう感じられなかったのは、私がズレているということですよね('_')
5段階評価を付けるとしたら、★4くらいの印象で、好みだけで評価すると★3でしょうか。なるべく理由が伝わるように言語化していきます。

なお、私の進行度は4神獣解放、思い出写真コンプ、祠・コログ未コンプです。




ネタバレ気にせず書きます!









良かったと思う点は、
攻略の自由さ・時間の自由さ・親切なシステム です。

・攻略の自由さ
本作はこれまでのゼルダの伝説シリーズと比べて格段に自由度が上がって、ダンジョンを攻略しても良いししなくても良い。旅をしても良いししなくても良い。どういう道筋をたどっても、それがストーリーとして破綻しない出来になっているところがすごいと思いました。

こういうゲームを作りたいから記憶を無くすストーリーにしたのか、
記憶を無くしたストーリーからこういうゲームが生まれたのか は大変気になるところです。後者であるとより嬉しく思います。

私がRPGをプレイする上で最も重視しているのはストーリーです。とはいえ、ストーリー≧システムといった「=」が含まれるくらいの力関係です。システムで過大なストレスを感じるとストーリーを追う気も失せますが、基本的にはストーリーにのめり込める、登場人物に感情移入できることを重要視しています。冒険の自由度が上がるほど、ストーリーの密度が低くなるのは致し方ないことかもしれません。

・時間の自由さ
ゲームに昼夜の概念があると、昼にしかできないこと、夜にしかできないことがあるものですよね。そうなると、昼夜の移動がスムーズにできるかどうかが快適なプレイングの鍵になってきます。本作は「暇をつぶす」ということがあまりにもお手軽にできるところがすごい。意外とこれができるゲームって少ないと思います。
火おこし道具の入手が容易で、基本的にはどこでも火おこしができ、ボタン一つで好きな時間帯へ飛べる。雨のときのストレスはありますが、全体的に親切なゲームなので、雨は良いバランサーになっていたかと思います。ただ、崖の登りにくさはもう少し緩和措置が欲しかったです。

・親切なシステム
能動的に使えるマップが良かったです。光の柱を立てたり印をつけるマーキングのほか、コログ・祠(クリア済か否か・宝箱回収済みか否か分かる)のマークも嬉しいポイントでした。宝箱回収済みマークは驚いた!




高評価に至らなかった点は、
単調な作業・ストーリーの意外性のなさ です。

・単調な作業
本作への評価として「オープンワールドなうえに密度が高くてすごい!」といったものが散見されましたが、私はそうは思えませんでした。イベントの密度というより、コログの密度という印象が大きいです。コログは石を動かしたり的当てをするなど、パターン化されたミニゲームのようなイベントなので、そこまで訴求力を感じませんでした。ストーリーにも関係しないので、コログを探すためにマップを隅々歩くことまではできませんでした。また、クリア後に祠コンプも試みましたが途中で飽きてしまいました。
敵モンスターの種類の少なさも一因かと思います。色違い・強さ違いがいるとはいえ、同じパターンで襲ってくる敵が多い印象です。拠点を襲うのマンネリになりませんでした?
武器盾壊れる仕様なんだしライクライクいてほしかった。

・ストーリーの意外性のなさ
最後、「私を覚えていますか?」のセリフがすごく良かった。良かっただけに惜しいと思います。思い出の地を巡っても(ストーリーの理解は深まりますが)驚くほどの発見はなく、予想どおりの真っ直ぐなストーリーでした。これは好みとして、もっとひねって欲しかったと思っています。
なにせ、本作は二度とガノンが復活しないように倒すことを掲げていましたし、これまでのハイラルとガノンの歴戦の戦いに終止符を打つことが目的でした。英傑たちが総力をあげて戦ってきたことは分かりますが、ガノンとの戦いは結局力で打ち負かして終わった?と思ったんです。「二度と復活しない倒し方」に説得力が欲しかった。これはマイナス要素として大きく感じます。
ただ、二度と復活しない場合、BotW2どうすんの?ってなりますよね。どうすんの…?

この点について調べていて、興味深いブログ記事を見つけました。
ユウガタネコ様 『『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は厄災ガノンの存在がIFの物語につながる?』
https://yougot-neko.com/zelda-botw_ganon-information/#toc1

どうやら海外版では「ガノンが生まれ変わりを諦めた姿」のような表現をされているとのこと。
そうであれば、こちらが能動的に「復活しないような倒し方をしないと!」と試みる必要がなくなりますよね。「復活しないこと」が棚ぼた的に得られるのは達成感に欠けますが(!) あれがガノンの最期だったんでしょうか。きっとBotW2でその答えが得られると期待しています。



という感じのレビューですが、いかがでしょうか。
ゼルダの伝説は、シリーズを通して時系列が繋がっているビッグタイトルなので、どうやって終わりを迎えるのか、はたまた終わりを迎えることがないのかとても気になります。
極力矛盾のないように、それでいて新しいゼルダの伝説を提供していくのは想像できないほど骨の折れる営みだと思いますが、いちファンとして、制作スタッフへエールを届けたいです。

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2022.08.11 at 21:24 Comment(0) 「 ポケットモンスター ちぢめて ポケモンポケットモンスターBD
ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンドをクリアしました。
今はなかなかゲームに長時間かけられない環境なので、Switchのスリープ状態と起動状態の切り替えの早さがとても嬉しいです。

毎度不思議なもので、バトルや育成はからっきしなのですが、図鑑集めの魅力に惹かれて購入するシリーズです。
それと、旧世代のポケモンのグラフィックが刷新されて描かれる楽しみや、どんどん新しいものを取り入れ便利になっていくシステムも魅力です。


本作に感じたことは、ボリュームがすごい!です。
まずタウンマップに載っている施設が多い。そのうえ、一か所一か所の密度が高い。
具体的には、対戦トレーナー、落ちているアイテム、木の実のなる木、ミツを塗る木、そして「今はまだ行けないけれど、後にひでん技を入手したら行ける小道」。これが一番ワクワクしますよね。
イベントの進行具合で様子が大きく変わる場所もありましたし、殿堂入り後に解放される場所ももちろんあります。

Xをやったときにも言ったような気がしますが、ひでん要因ポケモンを連れ歩く必要がないのは本当に便利ですね。野生ポケモンが助けてくれた!って優しい世界だね...。まだ第一・第二世代ムーブが染みついているので、最初に手に入れたひでん技は早々にパーティ外のポケモンに覚えさせました(笑)てかビーダルくん助けてくれすぎやろ!世話焼きポケモンとかに分類した方が良いよ!

不満点は主に2つあって、
①全国図鑑解放までの出現ポケモンの少なさ
②ポケッチ使ってる?
です。

①中盤から、草むらに入って「またこのポケモンか...」と感じることが多かったです。全国図鑑を開放するために、旧図鑑(出会ったポケモン)コンプリートを条件にするのは面白い試みだと思いましたが、出現ポケモンや対戦トレーナーのポケモンに偏りがあるのは否めないと感じました。

全国図鑑を解放しても、ポケトレを使わないと草むらで新しいポケモンにはあまり出会えないので、旅路の途中でもっと色んなポケモンと出会えたらより楽しかったかなと思います。そこは地下大洞窟の役目なのかな。地上のポケモンの少なさに比べて、地下大洞窟の大盤振る舞いぶりはすごかったです。何度も部屋を出たり入ったりして、新しいポケモンが出現しないか試しました。御三家が普通に野生として出てくることにもとても驚きました。ファンにはたまらないんじゃないかな。


②ポケッチという腕時計型デバイスに様々なアプリが追加されていくのですが、カウンターやコイントスなど、これ誰がどういう場面で使ってるんだ?というアプリが多いです。
私が使っていたのは簡易的なタウンマップに●■▲といった記号でマーキングできるものと、預かり屋さんでタマゴが生まれたかどうか確認できるものくらいで、全体の1/4も使っていませんでした。アプリが増えていくこと自体にはわくわくしましたが、「増えた!」→「使わないな…」の繰り返しだったのは残念です。


私の殿堂入りパーティは
ドダイトス、ギャロップ、ネオラント、ペッチャラ、ジバコイル、ディアルガでした。
ジバコイルは今作で初めて所有したのですが、名前と見た目だけ知った時は「レアコイルが進化するの!?うわ~~~なじめないビジュアル…」と思っていました。でも実際に進化したときはすごく憎めなくて、主力として最後まで連れて行こうと思えました。動いていると魅力の度合いが全然違いますよね。ジバコイル可愛い。育ててよかったなぁと思います。


全国図鑑は389匹まで捕まえることができました。惜しいのは通信進化ができていないことです。察してください。


リメイク前のダイヤモンドはやったことがなかったのですが、リメイク作だと感じないくらい普通に楽しむことができました。
ただ、今から買うならやっぱりソードシールドに軍配が上がるかな?
もうすぐスカーレット/バイオレットも出ますし、まだまだポケモンブランドは強いですね。
私はいつも通り、10歩遅れてゆっくり追いかけようと思います。

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2022.04.02 at 15:25 Comment(0) 「 LOVEmoon
こんにちは。プレイステーションソフト「moon」のNintendo Switch移植版をクリアしました。

このゲームは「アンチRPG」と評価されているアドベンチャーゲームです。有名どころの、UNDERTALEを思い出させるようなテイストと言えば想像しやすいでしょうか。現にUNDERTALEを作ったトビー・フォックスさんもこのゲームから影響を受けたと言っています。


moonの物語のキーとなるキャラクターは、主人公である「私」と、その世界を跋扈する「勇者」です。「勇者」は民家を無断で漁り、モンスターに出会うと問答無用で切り捨てていきます。
「私」は勇者とは別の存在として、旅する勇者の噂を小耳にはさむ程度の距離感でいます。そんな主人公は夜、夢の世界で「ラブを集めなさい」「ラブで世界を救ってください」という話を告げられます。

主人公にできることは、勇者に倒されたモンスターの魂を拾ってあげること。
モンスターの魂は、生前のモンスターの行動に則しています。道端で死体を調べて図鑑を開くと、そのモンスターが何を好み、嫌い、どんな行動を取っていたかを知ることができます。その情報をヒントに魂を探して捕まえることで、モンスターを救済し、ラブを得ることができます。

また、世界の住人ひとりひとりが抱える悩みを聞いてあげたり、解決したり、背中を押してあげることでもラブを得ることができます。ラブをたくさん集めるとレベルアップし、活動時間が伸びます。


このゲームには曜日と時間の概念があり、各キャラクターは決められたスケジュールに沿って行動しています。主人公ははじめ、半日も行動できないほどの体力しかありません。レベルアップを重ねて初めて、夜に酒場を出入りするキャラクターから話が聞けたりします。
主人公は、持っているアイテムを相手に見せることで、関連する話を聞きだすことができます。
キャラクターに組まれているスケジュールや、アイテムを見せたときの反応、それぞれの悩みなど、プレイするほど各キャラクターの作りこみがうかがえます。
体力が尽きるまでにベッドに入ることを守れば、基本的に自由に散策できるので、どのモンスターから救っても、どの住民から助けてあげてもいいです。
各所を回っていると謎だらけになってしまって、自作の解決できていないことリストが連なり八方ふさがりになるほどでした。(お手上げ状態になり、攻略サイトに頼ることもありました)


特定の時間や曜日を逃すととても痛いです。中盤~終盤にかけては、プレイ時間の多くが「特定のイベントを逃さないために(もしくは逃してしまったために)"待つ"時間」や「特定のイベントを"探すために待つ"時間」に充てられます。これがとてももどかしかったですね。
お店ではアイテム1つずつしか買えない・売れないことも不便でした。



モンスターを救い、ラブをたくさん集めた先には何が待っているんでしょう。
無慈悲な勇者と邂逅したとき、それは?

ぜひプレイして確かめてみてください。

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ネタバレするよー
2022.04.02 at 10:16 Comment(0) 「 記憶7 Days to End with You
こんばんは。「7 Days to End with You」をクリアしました。
3-4週して9時間ほどかかりました。逆算して、1週目は6-7時間くらいかかっているかと思います。

このゲームは暗号解読を主としたノベルゲームです。
プレイヤーは記憶喪失となったとある人物を追体験し、目を覚ました時に目の前にいた一人の女性と共に過ごしていきます。

「私」は記憶を失っただけでなく、言語も喪失しています。そのため、女性の話す言葉が理解できず、こちらの意思もうまく伝えることができません。
相手の話す言葉は、会話ウィンドウ上で「○○○ ××× △△△」のように謎の言語で表示されるので、状況や相手の様子から、各単語が何を表しているかを推測していきます。


プレイヤーは単語をクリックするとワードリストを見ることができ、何と解釈するかを日本語で入力することができます。
例えば、「○○○」を「猫」と入力しておくと、その後は会話ウィンドウ上で、ルビを振ったように「猫」と自動で表示されるようになります。
解釈は何度でも編集できるので安心ですが、ある程度確信を持てる解釈以外はみだりに入力しない方が、先入観に引っ張られずに推理に臨めると思います。

また、単語に色を付けて管理することもできます。
私は、プラスの印象を持っていそうな単語は赤色、マイナスは青色、この解釈で確定だと思った単語は緑色にマークしていました。
ワードリストからは、選択した単語が発されたシーンの回想をまとめて見ることができるので、回想の中で共通項を探して意味を推理する、ということを繰り返し行っていきます。


女性は私とともに家の中を付き添ってくれ、指をさした物についてコメントをくれます。家中のあらゆる物をクリックし、単語とコメントをありったけ回収しましょう。回想を見返すときに大いに役立ちます。
言語理解が捗れば、「私」を取り巻く状況について明らかになってくることもあるでしょう。




ネタバレは避けますが、ストーリーは私好みのものではありませんでした。しかし、パズル要素は大変好みで、意外と今までこういうゲームってなかったな(触れてないだけかもしれません)、うまくできてるなと感動しています。7 Days to End with Youは、Twitterで見かけていたことに加え、好きなYouTuberが配信を予定していたので、先回りしてプレイしておきたいと思い手を付けた作品でした。
そして、元々謎解きの類が好きだったこともあり、のめりこんで一気にプレイしてしまいました。
単語の予測のしにくさが絶妙な難易度だったと思います。汎用性が高く、多くのシーンで使われる単語ほど推理が難しかったですが、全ての単語の意味が分からなくても物語は読み解けます。1周目で分からなかったことが、2周目で急にひらめくこともあります。
言語を理解しきれない中で、相手の主張、そして物語の全貌を感じること、これがこのゲームの大きな魅力だと思います。

謎解き好きな方はぜひ挑戦してください。価値ありです。

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2022.01.16 at 19:24 Comment(0) 「 甘く、苦く、さっぱり、ピリッとコーヒートーク
こんにちは。先日コーヒートークをクリアしたので記録しておきます。

プレイヤーは喫茶店のマスターとなって、お客に合わせた飲み物を提供しながらいろいろな話を聞くノベルゲームです。

正直言って、VA-11 Hall-A(ヴァルハラ)とそっくりです。製作者は別ですが、異種族が人間とともに社会生活を送っている世界観や、飲み物を作って提供することでグッド/バッドコミュニケーションを取るところが瓜二つです。

ただ、こちらの方が会話内容がマイルドで、登場人物も適度な数(ヴァルハラは多かった)なので読み進めやすい作品だったと感じています。


プレイヤーが切り盛りする、夜だけオープンする喫茶店の名前が「Coffee Talk」です。
ここへは、常連客のフレイヤ(人間)のほかに、日夜サキュバス、人狼、吸血鬼、ネコミミ族など様々な種族が悩みを抱えてやってきます。種族の特性や種族間差別に基づく悩みも多いですが、その悩みようは人間そのものです。彼らは人間と同じように仕事につき、恋人を持ったり、親子喧嘩をします。彼らの望む飲み物をサーブして、少しずつ心を開いてくれるよう会話をつないでいきましょう。
異種族であるがゆえの人間関係(生物関係?)の悩みがこのストーリーの面白いところです。
ただ、ある程度展開の先読みがしやすい内容だったかなと思います。



飲み物の作成は、「ベース」「メイン」「サブ」の組み合わせで行います。
例えばエスプレッソなら「コーヒー」「コーヒー」「コーヒー」。
カフェラテなら「コーヒー」「ミルク」「ミルク」といった感じです。
序盤は一般的な飲み物や、具体的な注文が多く簡単に対応できますが、終盤に行くにつれてあいまいな注文や、マスターを試すような注文が増えてきます。
一度作った商品はレシピに登録されるので、ひたすらに飲み物だけを作れる練習モードで色んなレシピを開放しておけば、ストーリー中に組み合わせを迷わずに済みます。


喫茶店のマスターって、一度はあこがれる職業ですよね。
ドリンクを作るシミュレーションが楽しくて、つい全てのレシピを開放するまで夢中になってしまいました。意地もありますが。笑
Steamセール時には1000円以下で買えるのでとてもお得。
喫茶店、コーヒーや紅茶好きの人におすすめしたい一本です。

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ABOUT
主にゲーム雑記帳
プロフィール
名前:
あゆがし
好きな食べ物:
明太子
一言:
ファミコン・スーファミ・プレステ、ドット絵、ゲーム音楽が好きです。

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