サガフロンティア、ブルー編クリアしました!
思いのほか日が経ってしまいました。頑張って思い出していきます。
これでサガフロの主人公7人のうち4人でクリアをしたことになりました。
ブルーもまた、他6人と大きく違った楽しみ方ができるので、魔法使い好きの方にはぜひ選んでもらいたい主人公です。
ブルーは、マジックキングダムという魔術士の養成で有名な街で生まれた双子の片割れです。
髪を束ねて青い服を着た方がブルーで、髪をおろして赤い服を着た方が兄弟のルージュです。...ですが、ドット絵だと別キャラ同然です。
性格は、ブルーは冷静沈着で口数少なく、ルージュは物腰柔らかで人当たりが良い感じがします。
シナリオはブルーが術士学校の?修了式に出ているところから始まります。
校長曰く「あなたは優秀な術士ですが、双子のままでは完璧な術士になれない。今日、別の場所でルージュも同じように術士になりました。外遊を許可します。世界中で術の資質を身につけ、
そしてルージュを殺せ!!」
というわけでマジックキングダムを後にしました。
使命を全うするまでキングダムに帰ることは許されません。
昔は「ルージュを殺せ!!(ドーン)」という赤字&SEが怖くて(´・ω・`)今も少し身構えてしまいます。
ルージュにも同じように、ブルーを抹殺するよう指令が出ていることでしょう。
唯一レッド編でブルーが登場したとき、「お前の名前が気に食わん。」と言って仲間になりませんでした。こういう事情があったからなんですね。
一方ルージュは他主人公のシナリオで仲間になりますが、その口調からブルーよりも社交的な感じがします。
基本的にリージョン間はシップに乗って移動しますが、ブルーのみ、「ゲート」という術を使った「リージョン移動」ができます。ドラクエで言うルーラです。
元々は全ての主人公がリージョン移動できるようにしていたそうなのですが、色々あってブルーのみになったそうです。
今回のパーティは朱雀、ヌサカーン、T260、特殊工作車にしました。
朱雀は仲間にするのが一番面倒なモンスターですが、それに見合った強さがあります。ブルーの孤独な印象から、あまりヒューマンたちと群れるのは好きそうじゃないなと思って、朱雀をブルーの右腕にするような想いで育てました。
ブルー編ではラストダンジョンに出てくる敵から「グリフィススクラッチ」を吸収できるので、最終的に朱雀はグリフォンに変身させました。
ファイアーバリア付きグリフォンかっこいいですよ⊂( ^ω^ )⊃
ヌサカーンはブルー編とクーン編でしか仲間にできず、今考えているクーン編のパーティではヌサカーンを外すつもりでいるので、ブルー編で育ててみました。妖魔です。白衣着たお医者さんです。
特殊工作車はメカのサポートが得意なキャラクターなので、T260と一緒にパーティに入れました。T260G編で使おうとも思ったんですが、T260G編のみで仲間になるメカキャラクターが多すぎてブルー編に流れ込んだ感じです。
色んなキャラクターを使ってクリアしたいからね。
会得できる限りの資質を身につけ、キングダムへ帰還すると…。
以下ネタバレを含みます。
↓
ブルーVSルージュ!
術には空術と時術、印術と秘術のように種類ごとに相反するものがあり、いずれかしか習得できません。
双子は他方が会得したものと同じ資質を会得できないため、必然的にルージュはブルーが会得しなかった方の術(相反する術)を身につけてきます。
ターン経過でフィールドの属性が変化していくので、それに合わせた術を使わないとダメージが軽減されてしまいます。なので多様な術をセットしている方が、フィールドに合わせて効率よくダメージを与えられます。そして決着がつくと、
スタッフロールが流れます。
ルージュを倒すと、ブルーの外見のままルージュを資質ごと吸収して一人の人間になり、INT(知力)WIL(集中力)PSY(霊感)JP(術ポイント)が二倍になります。
ブルーが負けると、ルージュの外見で同様のステータスになります。
これでブルー(ルージュ)は全ての術を扱えるようになります。また、このときだけの特別な「命術」も身に付いています。
命術はサクリファイスとリヴァイヴァの二つで、サクリファイスはLP1消費して仲間キャラクター全回復、リヴァイヴァはFFでいうリレイズです。
全資質、全術を持っている一覧は圧巻です。
これだけの術を集めても、マジックキングダム出身者特有「魔術」のヴァーミリオンサンズが変わらず強いというのがいいですね。
サガフロ全キャラ中、1・2を争う最強キャラクターの出来上がりです(`o´)
自動的に一旦クーロンに戻りますが、改めてマジックキングダムへ真相を確かめに行きます。
キングダムに戻るとボロボロに崩壊しており、地下からモンスターが溢れていました。
キングダムは太古の昔に、とある大きな力で楽園を作り上げようとしていましたが、楽園の見た目をした地獄が生まれ、それを地下に封印していました。
地獄の封印・管理のために強い術士を必要としたため、
新生児を意図的に双子に分け、殺し合わせるよう仕向けていたことが判明します。そうすることで、1人の人間では成し得ない、全資質・全術を持った人間を作ることができるからです。
ブルーたちは、過去に私欲のために生まれてしまった地獄やそのモンスターの始末のために踊らされていました。
ブルー(ルージュ)はキングダムに裏切られた衝撃を受けながら、地獄の底で「地獄の君主」と戦います。
「地獄の君主」のHPが0になったところで、戦闘画面のまま停止し、セピア色に変色してTHE ENDです。
賛否両論…むしろ否の方が…?多いかもしれません。
私ならこう説明します。
「ブルーにとって、旅の目的はルージュを倒して最強の術士になることでした。だからそれが果たされた時点でスタッフロールが流れて、「ブルー」の物語は終了しました。その後は全てエピローグです。」
ブルー編はいろいろな考察がされていて面白いです。
ちなみにブルーも勘違いしていることなのですが、
「最初から僕達は一人だったんだ!」は間違いです。
地獄突入直前に、モブキャラが「お前たちは本当の…」とつぶやきますが、「お前たちは本当の双子だったんだ。」という意味だそうです。
人工的に双子にされた者たちとは違って、
ブルーとルージュは生粋の双子だったんですね。そんな二人に、キングダムはより一層の期待をかけていたのかもしれません。このあたりの話は攻略本「裏解体真書」に書かれています。
地獄の封印が破られてしまったことはキングダムの失態でしたが(いつか来る事態だったかもしれませんが)、結果的にブルーが地獄の君主を倒したのはキングダムにとっては計画通りで、負の遺産を始末してもらえたわけです。
ブルーはキングダムの本質に触れたとき、キングダムを見捨ててしまっても良かったわけですよね。ブルーはカプセルに入れられた赤子たちを見て、「この子たちを護るにはどうすればいいんだ」と呟いていたと思うんですが、
「目の前の罪のない命を救うために」地獄へ向かったんだと思います。このとき既にキングダムへの忠誠心はなかったと私は思います。
ブルーが、ルージュとひとつになっていないブルーだったらここで見捨てていたかもしれないと思うのは考えすぎでしょうか。ブルーさん冷徹なイメージがあるので…うーん、この辺にしときます。
魔力全振りのブルー(ルージュ)でオラオラしたい方は、ぜひストーリーをご自身の中で補完しながら楽しんでください。

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