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求肥ドットコム

2018.08.24 at 04:26 Comment(0) 「 アンドロイドDetroit: Become Human
こんにちは。Detroit:Become Humanをクリアしました。
私生活がバタバタしていてなかなか筆が進められず、クリアから時間が経ってしまいました。

DBHはPS4のゲームです。
高度な技術により人間そっくりに作られたアンドロイドが、労働、家事、育児を担う時代に起きた、アンドロイドと人間の衝突。


アンドロイドに心はあるのか。アンドロイドに人権を与えるべきか。といった問いを、アンドロイド目線でプレイヤーに投げかけてくるアドベンチャー?ゲームです。
実写映画のようにリアルなグラフィックの中、操作するアンドロイドの会話や行動によってストーリーがどんどん変化していきます。操作するアンドロイドは3体(3人と呼ぶか迷う。)いまして、
1.コナー
男性警官型アンドロイド。生物・アンドロイドの分析能力に優れている。ハンク(人間)と組んで、アンドロイドがらみの事件の捜査にあたる。
2.カーラ
女性型子守りアンドロイド。とある家庭に引き渡され、家事を任される。
3.マーカス
男性型アンドロイド。著名な画家カールの晩年に家族のように寄り添い、日常生活の介助を行う。

彼らを入れ替わり操作していきます。
チャプターが1つ終わるごとに、その場面の各所で出た選択肢について、世界中のプレイヤーの何%がその選択肢を選んだかが表示されます。少し、PS3のキャサリンを思い出しました。

アンドロイドは、基本的には人間に対して従順で、命令通りに動く機械です。
優秀なアンドロイドによって人間の仕事は奪われ、失業率は上昇。
反抗しないのをいいことに、アンドロイドに暴力を振るったり、性的暴行を加えたりする人々がいます。

選択肢は、アンドロイドの行動や発言に関して随時発生しますが、大抵は選択する際に時間制限があって、プレイヤーの直感的な選択を誘ってきます。
「自分は決して暴力に訴えない!」と決心していても、理不尽な仕打ちを受けたり、自分や身内が傷つけられようとしている場合は、とっさに手が出てしまうこともあります。私の場合は…。
そのとっさの判断がストーリーに大きな影響を及ぼしていることも少なくありません。
が、それに気付かずに、いつの間にか引き下がれないところまで来てしまっていた、なんてこともあります。

アンドロイドはとても精巧にできているので、一見、人間と見分けがつきません。
こめかみに「動画読込中…」みたいなドーナツマークがついていて、普段は青いドーナツ、他の機器とのデータのやりとり?や交信をしているときなどは黄色いドーナツ、不信感・身の危険を感じているときなどは赤いドーナツマークになるような印象です。これがついていると「アンドロイドだな。」と判断できます。

もしくは、血が青いことで判断するかですね。
青いと「あ、人間じゃなくて機械だ。」と、どこか冷めた目で見てしまうのは、仕方のないことでしょうか。


感情を持たないアンドロイドが、どのようにして人間に反抗するようになったのでしょうか。
反抗は偶然か、必然か。
どのような形で訴えるのか。その結末は。



以下ネタバレを含みます。











初めは、絶対に暴力には訴えない!と思っていたんですが、無理でした.........。
初めは、マーカスがTV局でアンドロイドを代表して奴隷解放宣言をするところ。
助けを呼ぼうと抜け出す職員を射殺しました(´・ω・`)
多大なリスクを冒して行った電波ジャック…。失敗してはならないという気持ちから引き金をね…。うん……。

マーカス編は、武力で訴えるか、対話をするかの選択肢がはっきりしていて、「あ、これを選んだらこっち側に寄っちゃうな」と察するものがあります。
仲間も、武力派と対話派ではっきりしていますし、どちらかの好感度が上がるとどちらかの好感度が下がるジレンマがあり、心苦しかったです。リーダーって難しいですね。
結局は武力行使ルートでエンディングを迎えました。


このゲームで最も人気の出たキャラクターはコナーではないでしょうか。コナーを語るうえで、ハンクは外すことができませんが。
初めは、ハンクはアンドロイドを憎んでいる。捜査はアンドロイドに毅然とした態度で臨み、同情などしない。といった行為が好まれるものだと思っていました。
予想に反して、1週目ではコナーとハンクは分かり合うことができず、取っ組み合いの結果ハンクが屋上から落下死する最期となってしまい、心を痛めました(:3[__]
最も致命的だったのは、序盤の犯人追跡の際に、ハンクが屋上から落下しそうになったところを助けなかった(犯人追跡を優先した)ところだと思いますがね!!!(ハンクいつも落下しかけてんな)
だって生存率80%くらいだって分析されたじゃない…。ダメ?


カーラ編の1週目は、ボートで亡命を試みて、ルーサー、アリスが死亡するエンドでした。
こうしてみると、結構不幸を生んでるんですね、私。すまんかった。
家族連れからチケットを盗むことはできなかったなぁ。


2週目では全員の幸せを突き詰めていきました。カール生存ルートは気づくことができず、まだ試せていませんが、カール以外の主要キャラクターは生存するエンディングを迎えました。
コナーくんの山場がよかったですねー。新たに作られたコナーと揉み合って、どちらを破壊するかハンクが判断するところ。なぜか涙が出ました。
ここでハンクの息子の名前や、犬の名前をプレイヤーに答えさせるところもいいですね。

コナーはハンクと信頼関係を結び、マーカスの仲間としてデモに参加。終盤で意思を乗っ取られることもなくエンディング。
マーカスはノースと恋人関係になり、対話ルートでエンディング。
カーラはバスで国境を越え、家族3人でエンディング。


最後まで残った疑問は、RA9とは何だったのか?です。
RA9について知ろうとすると、必要な質問を犠牲にしなければならないところが悩ましいですね。
RA9についての質問をぶつけたうえでも、プレイヤーたちに想像の余地が残っているように感じます。
初めに自我を揺り起こしたもの…RA9は、マーカスのことを指していると、私は思います。
ただ、その自我がアイデアみたいなものだとすると、それは心ではなくて、一つの行動パターンと言うか…。人間の模倣?



眠れなくなりそうなのでやめときます。みんなもプレイして一緒に考えよう。

私にはアンドロイドを撃つことはできないと思う。それが例えばペッパーくん相手だとしても。
でもそれらが「解放しろ!」って危害を加えるレベルで襲ってきたら、
撃つかな。

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あゆがし
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ファミコン・スーファミ・プレステ、ドット絵、ゲーム音楽が好きです。

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