ファイナルファンタジー15の「スチリフに眠る脅威」をクリアした感想について喋ります。
ネタバレしかありません。
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編集中にFirefoxがクラッシュして開いた口が塞がらない
FF15クリアしました。
スクウェア時代のRPGが好きだとよく言ってきた私ですが、FF15は大好きな8や9と肩を並べるくらい好きな作品になりました。
私は寄り道が大好きで、マップを埋めないと気が済まないたちなので、サブクエストに重きを置いた今作にはハマるべくしてハマった次第です。
メインクエストをこなすだけならかなり短い時間でクリアできると思いますが、サブクエスト…「おまけが本編」を地で行くRPGでした。
サブクエストをこなせばこなすほど、メインクエストも楽しめるようになっています。
FFは新作が出る度、これはもうFFじゃないという声を聞きますが、
これはFFだと感じる作品でした。
それがとても嬉しいです。
過去作と比べると、一番FF12に近い印象を受けました。自由度が高く、サブクエストが豊富なところや、戦闘時にはパーティメンバーが各々動き、基本的にはコマンド制でないところ。
それと、敵はお金を落とさず、ドロップアイテムを売ってお金にするところ。
ゲーム開始初期から広い世界を自由に動けるのはとても爽快でした。
おなじみのキャラクターとも出会えました。チョコボ、ボム、サボテンダー、トンベリ、モルボルなどの愛らしい(???)モンスターや召喚獣。
FF7からミドガルズオルム、FF8からメズマライズ、FF10からヨウジンボウ。
武器では、フレイムタン、アイスブランド、ミスリルナイフ、FF6からオートボウガン、他にも双剣や槍や盾など種類が豊富です。
アクセサリで星のペンダントといえばいつも毒耐性。
キャラクターには、シド、ビッグス・ウエッジ、竜騎士には苗字「ハイウィンド」。
武器でハイペリオンが出てきたときは、サガフロじゃん!って思いましたけど。笑 大剣じゃなくて重火器なんだよなぁ…。
他にもこんなことがあります。
・車で移動中に過去作のサウンドトラックが聞ける
・アイテム購入画面で、装備可・不可の別が各キャラクターのドット絵で表示される
・ロゴが…
・メインテーマが…
「闇をふりはらい、世界に光を取り戻す」っていうのが、今回のテーマなんだよね。
これは言わずもがなFFの原点で、それを15では帝国の脅威や夜が長くなっていく現象と絡めて語られています。
不満点はこんな感じ。
・モブハントが管理されておらず、どの地点でどのモブを請け負ったのか・残っているか分からない
・モブハントが1体ずつしか請け負えない
・ダンジョンの地図を広げたとき、ミニマップの北と一致せず探索しづらい(地図の上が北になっていない)
・アクティブモードの場合、アナライズ(ライブラ)をかけてくれるタイミングが不明
・マップ移動時のロードが長い
特にアナライズについては、せっかくノクティスが最も多様な武器と魔法を使用できるのだから、もっと積極的にアナライじて(!)もらえると良かったです。
今作はフィールドの環境変化と、それに対するキャラクターの反応が素晴らしかったと思います。
おはようからおやすみまで、晴れの日も雨の日も、寒い場所も暑い場所も、戦闘中も、それぞれ個性的なリアクションを見せてくれます。
今日はもう遅いからあそこで休もうよ~とか、この看板見てよ~とか、自然なやりとりが無数にあって楽しく旅ができます。そこをプロンプトがいつの間にか写真に収めてくれる(^o^)/
グラフィックで話題になっている「料理」は、今作はプロテスやシェルなどの補助魔法に替わって、一定時間攻撃力や防御力を上げたり様々な効果を付与してくれます。
新メニューは各地で新たな食材を見つけたとき・レストランで料理を注文したとき・料理のヒントとなる張り紙等を見つけたときなどにイグニスが閃きます。
まだまだ話し足りないですが、過去作を尊重しつつ、どんどん新たなことに挑戦するFFが、いつものFFだと思います。
とにかく、ゲームを起動したときに表示されるメッセージ
「初めてFINAL FANTASYをプレイする方と、全てのファンの為に」
これを表示させた心意気を感じる作品でした。
まずはこのゲームに触れて、どんなゲームなのか、自身で判断してもらえたらと思います。

さーてお待ちかねのネタバレだ