サガフロンティアエミリア編クリアしました。
エミリア編は、戦いとは縁のないカリスマモデルとして過ごしてきたエミリアが突然恋人を失い、その殺害容疑で独房に入れられるところから始まります。
恋人はIRPOという警察組織の一員であるレンなのですが、ヒューズ(サブキャラクターの1人)の相棒だったということで、感情的な取り調べにより独房にぶちこまれるといったひどい仕打ちを受けます。ひどい。
エミリアは独房で出会ったアニーとライザに誘われ、所長のお遊びである脱獄ゲームに挑みます。そこで彼女は初めて銃を手にして脱出に成功するんですが、エミリア脱獄は秘密組織「グラディウス」が仕向けたことでした。
エミリアはレンが倒れていたのをレン宅で発見したんですが、そのときにジョーカーと名乗る仮面の男と遭遇しています。ジョーカーは古代文明の遺産である「キューブ」を探しており、グラディウスは「キューブ」がジョーカーの手に渡らないよう暗躍していました。そこでジョーカーと接触したエミリアに目をつけ、ジョーカーを追う同じ目的のもと手を組むことになります。
初期技は、エミリアは銃、アニーは剣、ライザは体術、幹部のルーファスは銃・剣・術と、グラディウスでうまいこと役割分担ができているので、戦闘メンバーもグラディウスで固めた人は多いのではないでしょうか。
エミリア編の特徴としては、
・メカが仲間にならない 「私、機械って苦手…」
・メインイベントごとに衣装が解放される
(その衣装への変更が可能になり、衣装を変えると閃きやすい技の種類が変わる)
・メインイベントごとに軍資金がもらえる
・マルチエンディング
・アセルス編以外で唯一アセルスが仲間になる
レッド編は一時だけだから認めません。アセルスめっちゃ好き。
白薔薇姫もゾズマもアセルス編以外ではエミリアのみです。
でも拷問部屋にいる星型ニプレス男に話しかける勇気はなくない?
全体的に見て初心者におすすめの主人公だと思います。
ルーファスの指令でジョーカーの訪れる場所に何度も送り込まれるエミリアですが、結果、トリニティ(政府)執政官がキューブの場所(嘘)をジョーカーとエミリア双方に教えて、二者はヨークランドで最終決戦となります。
ラスボスのBGMめちゃかっこいい。ラスボスは、ジョーカーの手下「ディーヴァ」です。
以下エンディングに関するネタバレを含みます。
↓
バカラでジョーカーを追うイベントで、ノームの部屋でジョーカーを見つけた後、「駐車場へ引き返すか」「最深部まで進み、巨獣を倒すか」でエンディングが分岐します。
このイベントのときだけ、最深部へ行く道のりに大きな足跡がついています。
巨獣と戦うのはジョーカーが仕掛けた罠なんですね。巨獣を倒すとエミリアがレンに送ったアクセサリー「パープルアイ」が手に入ります。
このイベントを見ることで、エミリア(&プレイヤー)はジョーカー=レンだと疑い始め、最後はジョーカーを射殺してしまうことになります。この場合、レン自身がキューブを追っていて、顔を隠すために仮面をつけていた、という真相になります。
駐車場へ引き返した場合はそのままイベントが終了し、ジョーカーの正体はつかめないままラストまで進んでいきます。ラスボスを倒した後、ジョーカーが「仮面を破壊しろ!」と苦しみだして、エミリアは相手がジョーカーなのかレンなのか整理がつかないまま発砲し、仮面を破壊してレンは助かります。この場合は、意志を持った仮面がレンを操っていた、という真相になります。
どちらのエンディングに対しても「エミリアがレン宅で見た死体は何だったのか?」という謎が残りますが、あれは生命科学研究所で作られた死体、ということだそうです。
裏付けではないですが、シュライクにいるモブから「最近はバイオなんとかで作った肉が出回ってるらしいぜ」「なにそれ?気持ち悪~い」という会話が聞けます。
わたしが最初に見たエンディングはどっちだったか正直覚えていないのですが、足跡追いかけただろうなぁ。
探索が裏目に出る分岐とは憎いですよね。
サガフロはプレイヤーに分岐が分岐だと悟られないようにできているところがすごく好きです。
個人的には、レン射殺のバッドエンドがトゥルーエンドっぽく感じる。
悲劇のヒロインとしてグラディウスから脱退して、すべてを忘れて生きていく感じのエンディングがいいなぁって。
グッドエンドの方は結婚式を挙げて終わるのですが、めちゃくちゃあっさりしていて、もう少し掘り下げて欲しかったと感じます。
皆さんはそれぞれのエンディングにどのような感想を持っているんでしょうか?
ぜひ聞いてみたいです。

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