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求肥ドットコム

2019.01.02 at 16:33 Comment(0) 「 太陽Oneshot
明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします(´◔‿ゝ◔`)


さっそくですが、先月、Oneshotをクリアしました('o')
Twitterで「Undertaleが好きな人にOneshotをおすすめしたい」というつぶやきを目にして興味が湧き、購入に至ったものです。
こちらは元々RPGツクール2003で製作されたアドベンチャーゲームで、今はリマスターされたものがSteamで購入できます。

物語は、「ニコ」という名のネコのような外見をした人間(?)の男の子(?)が、太陽を失った世界に突然召喚され、太陽(電球)を再配置するために世界の中心へ向かう流れになっています。

基本的にはツクール製の脱出ゲームのシステムを踏襲しており、アイテムを組み合わせて使用したり、パスワードを入手したりして先へ進んでいきます。
PCならではのギミックにとても驚かされました。



このゲームについては、ネタバレ禁止と聞いていましたが、「意外性のあるストーリーだからネタバレ禁止」というよりも、「意外性のあるギミックだから、自力で謎解きに挑んでほしい」というニュアンスの方がふさわしいかなと思います。
ストーリーのネタバレを踏んだとしても、このゲームの面白さ・魅力はあまり損なわれません。

プレイヤーとゲームとの関わり方に新たな可能性を見せてもらいました。



ちなみに、クリアタイムは9時間でした。1時間くらい迷っていた時間があるので、スムーズに進めれば8時間前後でクリアできると思います。
値段は980円。Steamセール時には40%オフになっていたので、588円で購入できました。
お財布にも優しく、「一度きりの」忘れられないゲーム体験になるはずです。


ということで!!!今すぐ購入してくれよな!!!チャリンチャリーン






以下ネタバレを含みます。









クローバーのファイル半端ねぇ!!!!!!!!

びびったよね?

それと、

背景ハッキングすんな!!!!!!!!!!

このゲームやばいって思った。



まず、windowsのユーザー名を抜き出して、プレイヤーに語りかけてくる発想に驚いたよね。
そこから、ユーザーファイルの「ドキュメント」に独自のファイルを作成してくるやり口。
極めつけは、登場キャラクターがテキストデータに変換されたような演出で、そのデータをwindowsのファイル間で移動させるギミック。

ゲームという仮想空間に、プレイヤーである「私」が関わることがメインキャラクターに認知されている世界。
「私」が「神様」としてニコと対話し、導いていく作業は、私をたやすく感情移入させるものでした。

ひとつの山場で、「電球を守って世界を救い、ニコを帰さない」か「電球を破壊して世界を壊し、ニコを帰す」かを選ぶとき、本当に真剣に悩みました。
ただ、「電球を破壊したがニコも帰れない」という結末だけは見たくなかったので、電球を破壊することはできませんでした。


2周目の冒険にニコを駆り出した後、ニコは「なぜこのゲームに僕を呼び出したのか。家に帰りたい。」と「私」に訴えますよね。辛い。
でもその後、「○○は、あのとき、世界も僕もどちらも救いたかったんだよね。」と理解を示してくれて、涙腺が熱くなりました。

「私」は、確実にゲーム内のキャラクターに1人の人格として認識されていて、「私」の行動に悲しんだり、喜んだり、驚いたりしてくれる。このコミュニケーションがとても愛おしかったです。


Oneshotのファン、ニコのファン、増えるの分かるなぁ~。
それと、BGMもいいですね。
買って後悔しないゲームです。

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プロフィール
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あゆがし
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一言:
ファミコン・スーファミ・プレステ、ドット絵、ゲーム音楽が好きです。

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