VVVVVVトリンケット回収終わりました!パチパチパチ
こんばんは!Switch版のVVVVVV(ジックスブイズ)をクリアしました。
ファミコン風ドット絵グラフィックの横スクロールアクションゲーム。チップチューンがめちゃくちゃかっこいいです。
宇宙船に乗った6人が事故でバラバラになり、主人公(船長)が他5名のクルーを探しにいく道のりがゲームになっています。全員、名前の頭文字がVなのがタイトルの由来と思われます。
単色の棒人間で表されるキャラクターが可愛いです。死んだ瞬間や、理不尽な目に遭っているときのしょんぼりした表情はさらに可愛いです。なんとも言えない哀愁を帯びた顔…。
テキストは元々英語ですが、全て面白おかしく日本語訳されていて良い味が出ています。スクロールされるステージの各画面ごとに名前がついていて、そこを読んでいるだけでもなかなか面白いです。
一言で言うと死にゲーです。トゲや障害物に当たらないよう進みます。
できるアクションは重力の方向を反転するだけ。地に足を付けるか、天に足を付けるかです。
ジャンプできません。段差があったら、一旦天井に貼り付き、再び反転して越えます。
重力を反転して宙に浮いている間は、ある程度進行方向をコントロールすることができます。天井が2画面、3画面挟むほど高い場合、うねうねと動いて障害物を避けるコントロールも必要になってきます。
マップは広く、ギミックの種類ごとに区画が分かれています。開けた場所から道幅の狭い所に入っていくと、1つの区画に入ったと雰囲気でなんとなく分かる感じです。どの区画から攻略するも自由で、奥にはクルーか「トリンケット」と言われるオブジェクト(やりこみ要素)が配置されています。
ギミックがまた面白くて、当たると進行方向が反転する(弾かれる)ゴム紐のようなものが張られたステージや、画面端がループするステージ、動く床を多用したステージなど様々なバリエーションがあります。難しい場所は、重力を反転してから左右にキーを入れるタイミングがシビアで、ほんの少しのズレでトゲに当たってしまうように作られています。
クルーは配置されていないがトリンケットは配置されているような場所は難易度が高いことが多く、一画面で何十回、場所によっては
百回以上死んだ所もありました。クルーの回収は適度な難易度ですが、トリンケットの回収はなかなか骨が折れます。
それでもチャレンジし続けられたのは、
再トライのテンポの速さです。
マップ上にはモニターのようなオブジェクトが「ここ死にますよ」という場所に逐一配置されています。そこにキャラクターが触れると自動的に簡易セーブをしてくれて、死んだら即座にモニターの場所に生き返ります。リトライするかしないか?ではなく、即リトライ。この早さがストレスをあまり感じにくくしてくれるのか、時間を忘れて何度もトライしてしまいます。音楽が良いので同じ場面で詰まっていても苦にならず、むしろ背中を押してくれました。
Switch版では本編の他に、他のゲームクリエイターが作成したステージを遊ぶこともできます。
私は現在本編コンプリートと、追加ステージ2つ目に入ったところですが、クリエイター毎にステージのつくりに個性が出ていて面白いです。全ての追加ステージをクリアするにはけっこう時間がかかりそうで、長く遊べるパッケージになっています。
超おすすめ。安くて美味い!ぜひ!

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