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求肥ドットコム

2018.11.11 at 15:01 Comment(0) 「 一日を変え、一生を変えるカクテルをVA-11 Hall-A
こんにちは。
VA-11 Hall-A(ヴァルハラ)をクリアしたので記録します。

ヴァルハラはSteamで購入できるゲームで、2016年6月にリリースされました。
当初はテキストが英語でしたが、2017年11月に日本語に対応し、PS VITA版がリリースされました。
さらに、2019年にはSwitch版とPS4版がリリースされる予定です。

このゲーム、「サイバーパンク バーテンダー アクション」というなんとも珍しいジャンルを掲げており、プレイヤーはバーテンダーである主人公ジルとなって、お客にカクテルを提供することでストーリーが変わっていくノベルゲームとなっています。

VA-11 Hall-Aとは、ジルが働くバーの識別番号のようなもので、その表記からお店を「ヴァルハラ」と呼んでいます。
舞台は207X年ということで、コンクリートジャングルの中、「リリム」と呼ばれる超精巧なアンドロイドが人間と変わらぬ生活を送っています(バーにも普通に訪れます)。
また、自ら身体の一部を機械化している人も珍しくなく、人間と機械との距離がとても近い世界観になっています。

一方で、政治や治安は荒れ放題になっており、「ホワイトナイト」と呼ばれる警察・自衛隊・医療従事者を組織化したような治安維持部隊が対応にあたっている毎日です。ヴァルハラもいつ閉店に追い込まれても不思議ではありません。


この小さなバー「ヴァルハラ」では、マスターのデイナ、バーテンダーのジルとギリアンが働いています。
ゲームは主に「バーパート」と「自宅パート」に分かれており、バーでは個性的なお客の身の上話に相槌を打ちつつ、注文に応じて(応じないこともできる…。)カクテルを作り、収入を得ます。
自宅では、生活費を支払ったり、雑貨の購入で無駄遣いをしたり、SNSやニュースサイトを閲覧したりといったなんとも現実的な時間を過ごします。

自宅パートは一見ただの休息時間に思えますが、生活費(電気代、家賃など)の支払いだけでなく、雑貨の購入までも、バーパートへ影響を及ぼすようになっています。
例えば、家賃の支払いが滞ると「強制退去になってしまう。どうしよう。」といった気持ちで頭が一杯になり、お客の注文を復唱する余裕がなくなります。
通常、カクテルを作る際には、ジルが頭の中で注文を復唱してくれているので問題なく進められますが、この復唱がないと、なんとなく読み進めているテキストに含まれた注文を見逃してしまう落とし穴があります。手に入れたい雑貨のことで頭が一杯になっても同じことです。

また、ニュースサイト等で見かけた知識が、ふとしたときにお客との会話の中で生きていることもあります。



なんと卓飲みもあったり。


カクテルの提供は、注文さえハッキリ分かれば容易に行えます。
しかし、中には謎かけのように注文してくる者がいたり、「甘くて冷たいやつ」「エレガントなやつ」といったあいまいな注文も受けます。
そういったときはレシピを検索して、より注文に近いカクテルを提供するよう注意を払いますが、わざと異なるカクテルを提供することもできるので、お客にどう接するかはプレイヤーに一任されています。
私は勇気がなく、言われるがままの注文をこなしていましたが(・ω・)
実績を見る限り、まだまだ見ていないルートがあるようで、もう1周してみようかと気になっています。


バーというだけあって、このゲームには多くのキャラクターが登場します。会話の中で出てくる名前も含めると、メモを取らないと覚えられないほどで混乱してしまいます。
始めはそのほとんどが伏線で、どこかで多くの話が繋がるだろうと、内容に注意して読み進めていましたが…。
あくまでこれはジルの物語なんだと感じる、なかなか気持ちの良い終わり方でした。
あ、けっこう性的な内容をカジュアルに、当り前のように含ませてくるので、お酒の飲める年齢になってから嗜むことをおすすめします( ◠‿◠ )


引き継ぎ要素があるので、次は家賃を滞納せずに済みそうだな。

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プロフィール
名前:
あゆがし
好きな食べ物:
明太子
一言:
ファミコン・スーファミ・プレステ、ドット絵、ゲーム音楽が好きです。

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