こんばんは。ご無沙汰しております。
しばらくゲームから離れており、今は暇さえあればスプラトゥーン2をやっているところです。
またしばらくしたらスプラ2のお話もすると思いますが、これを書き忘れていました。
Romancing SaGa THE STAGE ~ロアーヌが燃える日~ を見に行きました!!
今回はゲームの話ではなく、舞台の話です。
30-DELUXさんが演じる、5月3日の愛知公演を観ました。しばらく前のことになりますが、いろいろと印象的でよく覚えています。
ロマンシングサ・ガ3が舞台化するということで、その話を知ってからダメ元ですぐ申し込みました。めでたく当選し、人生初の舞台観劇(日本語あってます?)になりました。
率直な感想は、「舞台オリジナルストーリーが原作と調和していて良かった」「内容が完全に既プレイ向け」です(^o^)/
舞台オリジナルの部分をだらだら振り返ってみますね。
まず、主役はハリードです。ナジュ王国の滅亡から、マクシムスとビューネイ討伐までをなぞるストーリーになっています。
マクシムスは、神王教団を率いてナジュ王国陥落を狙うだけでなく、ピドナではルードヴィッヒと手を組み、クレメンス派との戦いを教唆しています。
そして、神王教団&ルードヴィッヒ派 対 ナジュ王国&クレメンス派 の共闘になり、ハリードとシャールは肩を並べて最前線で戦います。この件があり、ハリードとシャールは戦友として旧知の仲であるという設定になっています。
しかし、ナジュ王国&クレメンス派は敗れ、ハリードはファティーマ姫から託されていた王家のペンダントを戦渦で失います。シャールは二度と剣を持てないよう腕を切られ、ミューズと共に旧市街へ放り出されます。
そういえばシャールは槍でなく、剣使いでしたね。後でも触れますが、最終的にシャールは七星剣を振るうことになります。
かくかくしかじかあって、シノン組のオープニングイベントをなぞるやりとりや、ロアーヌ組の
ヤリ逃げダイナミックマスカレイド盗難事件があり、そこから、ビューネイの脅威!ロアーヌを守らなければ!→仲間集め!戦力強化!そして時は流れ…
アラケス(出番なし)、
アウナス(出番なし)、
フォルネウスは散ります。
雑で笑ったよねwww
この、仲間集め!戦力強化!のところがものすごい駆け足でした。既プレイの人なら分かる「あのイベントだ!」「あのセリフだ!」っていうのがこれでもかというくらい詰め込まれていました。未プレイの人には辛い時間だったかもしれません。
戦闘パートでは、殺陣を初めて間近で見ました。
舞台上には透けた薄い幕が下りていて、そこに投影している映像とタイミングを合わせて演じることで、技のエフェクトや術もうまく表現されていました。
剣閃、ファイナルレター、エアスラッシュと、いろんな技が見られました。
特に乱れ雪月花が素敵でした。もう一度見たいです(*´-`*)
序盤の閃きシーンはコメディーチックで、早押しクイズのランプ?を仲間同士で奪い合う光景が繰り広げられました( ^v^ )
閃きキタ!!と思ったらすごく真剣にふざけていて、客席から笑いが湧きましたw
ミカエルがサザンクロスを閃いたときの、連続突きから時間差があってダメージが入る演出が面白かったです。
何も出ないじゃないか?(きびすを返す)→ドカーン! みたいなw
怪傑ロビンの登場シーンでは、あのBGMが流れてかなり高まりました。
本編に戻りますと、ロアーヌ組、シノン組、シャール、ブラック、少年、詩人、ゆきだるまあたりが出揃い、ミカエルの指揮の下、パーティを3つに分けることになります。
①マクシムスを倒す
②ルーブ山地のグゥエインに協力を求めにいく
③タフターン山ルートでビューネイを倒す
ちなみに、ビューネイは真ビューネイの姿です。やはり人間の姿じゃないと難しいからね。
ビューネイの役者さんナンバーワン美人お姉様だったので惚れました。
それと、エレンの役者さんが違和感なくてとても良かったと思います。
最終的には、①②を成し遂げ、③へ合流することになるのですが、①の道中のオリジナルストーリーが個人的一押しです。
まずマクシムスの元へ向かうときに、ハリードが一人でナジュ砂漠を超えるシーンがあります(なんで一人だったんだっけ…。確かカムシーンを取りに行くため?)。
ここで思い出して欲しいのが、ミューズを夢魔から救ったこと。
ミューズが飲まされた夢魔の薬はマクシムスがけしかけたものですが、
夢魔の薬はもう一つあったんです。
マクシムスは、夢魔の薬をハリードに飲ませる方法を考えます。
ナジュ砂漠のオアシスを枯らし、ハリードが飲み水を失う頃、その近くに転がっている死体の腰には水筒がありました。
ハリードは思わずその水を口にしますが、それはマクシムスが仕掛けた罠で、夢魔の世界に引き込まれてしまいます。
夢魔の世界でハリードは、ファティーマと人里離れた森の中で幸せに暮らしていました。
大事なことを忘れているような気がしても、ファティーマの明るさに惑わされて夢だと気付くことができません。
しかし、ファティーマの首には戦渦で失ったはずのペンダントがかかっていました。
それをきっかけにハリードは彼女やこの世界が偽物だと気付き、ためらってためらって、最後にはファティーマを想いながら、偽ファティーマを斬ります。
ここの脚本よく作ったなぁと思いました。(語彙力)
私はこれを正史だと思って過ごします^^
それと、舞台では、シャールが銀の手を手に入れて復活したとき、ミューズが七星剣をシャールに託すシーンがあります。
七星剣はミューズが保管していて、マクシムスの手には渡っていない設定になっていました。
さらに、カタリナは3つのパーティ分けのときには(つまりマクシムスを倒す前、)既にマスカレイドを奪還し、ロアーヌ組に復帰しています。
マクシムスさん、収集甘くないですか?
ツッコミどころは正直多い。
ビューネイ戦のハラハラ感はすごかったです。最後一番の盛り上がりを魅せるためとても強くて、主人公たちが虫ケラ状態でした(…あわれなムシけらども…)。
四魔貴族バトルBGMのアレンジがとてもかっこよかったです。
最後には合成術、クリムゾンフレアで決着がつきます。
(このとき、ちゃんと陣形がパワーレイズだった…?らしいです。)
タフターン山からはロアーヌが見下ろせますよね。
ビューネイは赤い粒子が舞うような演出で消滅していきました。
モニカ「ロアーヌが燃えているみたいだわ…」でタイトル回収です。多分…モニカです…多分…
サラと少年は、ビューネイが消滅するときにアビスゲートを中から閉じたので、ハリードたちと生き別れになります。当然、みんなはサラたちを救うためにアビスへ向かうことを決意します。
俺たちの戦いはこれからだ!!
以上、こんな感じでした。
RPGを丸々一本を3時間弱にまとめるのはとても大変だったと思います。
見どころはやっぱり戦闘シーンですね。それとハリードファティーマの夢魔のくだり。
開場前の注意や、世界観の説明など、大量のセリフを担当されていた詩人さん、本当にお疲れ様でございます…。
そういえば、会場内には小林智美さんのキャラクター絵が展示されていました。
額縁に入ったカタリナ様の公式絵、まじまじと見ることができました。眼福(´д⊂)
〆方を見失ったよ

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