久しぶり!
グノーシアをクリアしました。良かった…。かなり良かった。
STEAMサマーセールで買って一生懸命やりました。人狼ゲームをする1人用ゲームです。
ループもので、私は137周のループを経、36時間かけてクリア。
マジでストーリーがすごい。
人狼のシステムをよくここまで落とし込んだなと思う。
舞台はゴリゴリのSF。人類が宇宙に進出してから少なくとも1000年は経った頃。
出身地が「地球」「○○小惑星帯」「××船団国家」というレベル。見た目も生い立ちも地球レベルでは計れない個性的なキャラクターがひとつの宇宙船に乗り合わせ、事件が起こります。
グノーシアの出現。
宇宙船が空間転移(ワープ)している間、人間は活動できない。(ベッドなどで横になる)
その間でも活動でき、人間を1人消してしまうのがグノーシア。見た目で区別はつかない。
人狼的に言うと、転移の時間が「夜」。1日目→転移→2日目→転移…ということ。宇宙に昼夜はない…。
宇宙で人狼ゲームをやるのはAmong Usを彷彿とさせますが、このゲームでは疑わしき者を船外に放り出したりしません。笑
そのかわりにコールドスリープさせられます。割と素直だね?いやめちゃくちゃ文句言う奴もいるけど。
プレイヤー=主人公も「グノーシア(人狼)」「乗員(市民)」「エンジニア(占い師)」「ドクター(霊媒師)」など、どの役職にもなり得ます。1戦終わると巻き戻ってループ。そのたびに役職が変わったり変わらなかったりします。
初めは人数も役職も少ない状態からスタートして、ループが進むごとに充実していきます。
乗員と役職が出揃うまではチュートリアル的な感じ。
議論と転移の間にちょっとした自由時間があって、そこで
①溜まった経験値を能力に変えたり、
②他の乗員と交流を深めたりできます。
①経験値
1戦終わるごとに経験値が入ります。
「カリスマ」…みんなが主人公の意見に従いやすくなる
「かわいげ」…吊られにくくなる
のようなパラメータがあるので、それらに振り分けていく。
初めはちょっと目立つだけですぐ吊られる。これが結構ストレスだったけど、それぞれ20くらいまで上げたあたりで能力を実感できた。自分の意見の影響力だったり、なんとか吊られずに済んだな、と感じることが増えてくる。
②乗員との交流
あくまでもこのゲームはPvE、なんだけど。各乗員の性格が分かってくると議論に活きるのが面白い。「セツ」「SQ」「ラキオ」といったそれぞれの"人と戦っている感"がちゃんとある。
論理的に相手を攻める人、疑われると哀しんで同情を誘う人、票が集まると土下座して許しを請う人。
相手を知ると「みんなで助かる道はないかな…」って愛着も湧いてしまう。個人的な事情を聞くことがストーリーの鍵になることも。
クリア後、色んなレビューを読みに行きました。
ループものって、どこが始まりだっけ?みたいな、1周しただけでは理解しきれなかったりするじゃないですか。また137周したくないしさ。レビュー書いてる人ら、結論を整理できていてすごい。私はぼんやりとしか理解できなかった。それでも面白かった。
また、1戦約15分って記述を何度か目にして、私も自分のデータを見てみたんですよ。
36時間を分に直して2160分、
2160分÷137≒15.7分
15分だった。ワーオ……
137周って見ると血の気引くけど、1戦15分って見たらちょっとやってみてもいいかなって思いません?^^
実際は、特に序盤は1日目で吊られたり噛まれたり。1戦5分も持たず、なかなか最終日まで生きられないことが多いんですよね。
特定の誰かと一緒に勝利する、などといった条件を満たすのが難しくてループを重ねることも多く、ここを根気で乗り越えられるかどうかが勝負って感じでした。(負けても経験値は入り、強化に繋がるので)
それと、私はこのグノーシアを始めるにあたって、販促用のスクショというかトップ画面というか。赤毛の女の子のヤバい顔が怖くて買うの躊躇してたんですよね。笑 ホラー要素あるのかなってビビってたのが一番のハードルだった。
ホラー要素が無かったとは言いづらいけど。恐怖を煽るストーリーではなかったです。この顔にめげずにプレイし始めて良かったと思っています。
ハァ………
とりあえずネタバレしていいですか!?

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ネタバレするよー